ペルー製ペアの膝掛け : 西部百貨店で購入。素材「アンゴラ」

(グレー)幅84cm✖️長さ113cm(茶)幅84cm✖️長さ100cm共に房を覗く。茶箱から出したばかりで樟脳の匂いがキツく今日の炎天下陰干しをしてます。かつてドイツから(行きは東京から、帰りは関西に移動となり直行)ドイツで結婚した為元々の家財も無いまま宿舎に入居。ドイツでは家具付きだったため持ち帰ったトランク以外の書籍類は船便、寝具等は実家の母が送ってあり、何も無く、早急に最低限の家財の調達に西武に赴きあれこれ調達して帰る際、お歳暮売り場でこの膝掛けを見つけ東京の義両親にお歳暮として贈りました。年月が経ちアンゴラの膝掛けは使ってもらえたか思い出す時がありましたが、間も無く義母は九州の実母の介護に十数年。私もその間2人のやんちゃ坊主の、今の言葉”ワンオペ”育児に振り回され、実家の留守番をしていた義父に折々滞在してもらう一方、東京出張の都度夫が義父の様子を見に立ち寄るくらいでした。息子達が進学で家を出た早々に「待ってました」状態で東北の実母がくも膜下出血で倒れ、脳血管性認知症になり以来関西から毎月1週間〜10日介護に通う事６、７年。その間義祖母が他界し、義母が戻り老夫婦2人暮らしも束の間義母が認知症と分かり、私の親は私が、主人の親は主人が、と手分け状態に。義母の認知症が進み、夫の手を超え介護施設に入居してもらい、父はデイサービスに•••の直後実母が他界。私が義実家で義父の介護の傍家中、茶室に至るまで物に埋まってる状況に驚愕しながら片付け開始！そして2階の茶箱の中に丁寧に仕舞い込まれていたアンゴラの膝掛けに対面。昔の方達なので「勿体無い」「後で使おう」と毎年樟脳を替えてお守りをしながらの年月だった様です。アンゴラの膝掛けに対面しながら、義実家はソファを置かなかったし、昔から車は持たなかったので使用する場が無かったこと事に今更ながら気付きました(その生活スタイルは私達も同じ！)再会した膝掛けを大切に持ち帰り陰干して樟脳の匂いを飛ばし、快晴の日差しに当てて茶箱の中で身を縮めていたのがふっくらと戻りました。私達もソファを持たないのでどなたか寒い冬、車の中に備えるかソファの膝掛けとして活かして使って下さる方はおられないかと出品致します。