横田善夫　【花と廃墟】

繊細なタッチの独自の点描で丹念に絵具が置かれ、悠然と浮かび上がる古城と豪華絢爛な花々は、舞台装置にも似た不思議なイリュージョンに満ちています。モチーフは、視覚の再現から生まれたものではなく、画家の脳裏にある記憶から抽出された美的なエッセンスが集まりイメージ化されています。下地を生かしたマチエールは、内側から発光するような輝きを放ち、影が寄り添い合う崇高な画面を構築し、清浄な空気を透明感に溢れる色彩で表現しています。画像よりも遥かに幻想的で魅力のある作品ですので、間近で鑑賞されることをお勧めします。横田善夫は、1933年新潟県佐渡に生まれました。1958年東京声専音楽学校卒業。1965年二科展に初入選を果たし、1967年二科展で特選を受賞しました（大蔵省蔵）。同年にはフランスやスペイン、イタリアを旅行。1969年フランス、ドイツなどを自転車にて写生旅行しました。1975年東南アジア旅行。1977年フランス、ギリシャ旅行、同年、東京や神戸の大丸にて個展を開催しました。1983、1993年ヨー□ッパ旅行。作品は、出光美術館などに所蔵されています。素朴な抒情に満ちた絵画は、欧州の自然や古城などをモチーフに、明るく澄んだ色使いで、繊細なハーモニーを奏でています。古い別荘のお買取の際に買い上げた品物になります古美術ですので新品と異なりますのでご理解頂ける方のみご購入の程宜しくお願いします。写真ではわからない何か気になる点がありましたらお気軽にコメントお待ちしてます。値段交渉可能です。【額縁サイズ】高さ61cm程幅69cm程検索ワードエンルスト・フックス多賀新横尾忠則横尾龍彦村上隆杉本博司田名網敬一奈良美智河村康輔小松美羽名和晃平井田幸真ロッカクアヤコ友沢こたお天野タケル花井祐介マーク・ゴンザレスハーモニー・コリンフェルメール ピカソゴッホフランシス・ベイコンハンス・ベルメールNECK FACEリタ・アッカーマンアンゼルム・キーファ草間彌生根本敬池田龍雄佐伯俊男FUTURA池田俊彦バスキア今道子山下陽子建石修志清原啓子林良文松井冬子瀬戸照荒木経惟森山大道鈴木清中平卓馬志賀理江子川内倫子アントワン・ダガタジョエル・ピーター・ウィトキン