★mahavishnu orchestra between nothingness and eternity★オフィシャルなライブ音源としてはこのアルバムが唯一オフィシャルなものとして長い間知られてきました。1973年発売。メンバーはヤン・ハマー(キーボード)、ジェリー・グッドマン(バイオリン)、リック・ヤード(ベース)、ビリー・コブハムという黄金の布陣。バンドとしてのデビュー作「内に秘めた炎」ではそれほど感じられなかったマクラフリンの「インド志向」は、第2作「火の鳥」で明確になり、バンドとしては末期にあたる73年に録音されたこのライブ盤はさらに「インド臭」が濃厚になっています。ギブソンのダブルネックの使い方も、6弦よりも12弦を使う頻度が増してきているように思います。音の奥行きとしては、当然12弦のほうが格段に深まることは明白ですが、ソロイストとしてのマクラフリンを考えた場合、やはり「内に秘めた炎」で受けた強烈なインパクトは薄らいでしまっています。当時のステージセットは、向かって左からマクラフリン、グッドマン、コブハム、ヤード、ハマーの順。わずか2年間という短命に終わってしまった当時としては超絶の限りを尽くしたテクニカル集団の貴重なライブ音源を堪能してください。
★mahavishnu orchestra between nothingness and eternity★オフィシャルなライブ音源としてはこのアルバムが唯一オフィシャルなものとして長い間知られてきました。1973年発売。メンバーはヤン・ハマー(キーボード)、ジェリー・グッドマン(バイオリン)、リック・ヤード(ベース)、ビリー・コブハムという黄金の布陣。バンドとしてのデビュー作「内に秘めた炎」ではそれほど感じられなかったマクラフリンの「インド志向」は、第2作「火の鳥」で明確になり、バンドとしては末期にあたる73年に録音されたこのライブ盤はさらに「インド臭」が濃厚になっています。ギブソンのダブルネックの使い方も、6弦よりも12弦を使う頻度が増してきているように思います。音の奥行きとしては、当然12弦のほうが格段に深まることは明白ですが、ソロイストとしてのマクラフリンを考えた場合、やはり「内に秘めた炎」で受けた強烈なインパクトは薄らいでしまっています。当時のステージセットは、向かって左からマクラフリン、グッドマン、コブハム、ヤード、ハマーの順。わずか2年間という短命に終わってしまった当時としては超絶の限りを尽くしたテクニカル集団の貴重なライブ音源を堪能してください。